こんにちは、めのうです。
本日は、
と思ったそこの方!へ向けた記事です。
調剤薬局事務良いなと思っている方にはぜひ読んで頂きたい記事です。
また、現在大変だと思っている方へは、対処法も各項目ごとに書いています。
約1年半働いた時の実体験も含めて書いているのでぜひ読んでいってください!
覚えることが多い
1つ目は覚えることが多いです。
他のサイトでもこのように言っている方は多いのではないでしょうか?
「調剤薬局事務の仕事は簡単だ」とか「楽だ」とよく言われるのに…と思った方もいるでしょう。
実はその思い込みも関係しているのです。
実は思い込みのせい…?
実際に私も入る前にネットでたくさん調べました。
大変、きびしい、給料の平均、仕事内容…などなど
そして、「大変」で調べると他の事務の仕事に比べて簡単だと出てきます。
簡単らしいと思いながら入社して数か月。
あれ?全然簡単ではないな…毎日残業だし、休み時間全然ないし、覚えること多すぎだし…おかしいぞ?
と思いながら仕事をする日々。
そして、入社して1年たった頃気づきました。
その言葉には「慣れたら」という枕言葉が潜んでいると…!
実際、入社して数か月は先ほど言ったような感じでした。
外来の片づけが終わらないため昼休みも短くなり、帰りも遅くなる。そもそも、外来終了時間に病院に患者さんがいるため終わる時間が遅い。(繁忙期なだけです)
マニュアルは入力用があるけれど、雑務のマニュアルはないため先輩から教えてもらわないといけない。
が、外来中は患者さんの対応で忙しいため、教えてもらえない。
やっと一通り教えてもらったら、私と薬剤師さん1人ずつで外来するよう言われる。
仕事が遅いせいで、もっと休み時間減って、帰るのも遅くなる。
外来が終わる時間がある程度変わらないため、遅ければ偉い人から叱られる…
負のループ状態でした。支えは同期だけ…
こんな私でも、1年すれば結構見違えました。
外来中でも空いた時間で出来ることが分かるようになったり、マニュアルやメモを見なくてもできるようになったおかげで時間が短縮出来たりと、やっと簡単だと思うようになりました。
対処法:思い込みをなくそう
「簡単なんでしょ」と思って入社した方。
今すぐその思い込みをなくしてください。
薬局や全国各地にあり、コンビニより多いため薬局によっては結構違うから中には簡単なところであるのではと思った方もいるでしょう。
実はどの薬局も事務の仕事内容・責任はほとんど一緒です。
続けて将来の話も少しします。
現在進行形で物価は上がっているけれども、賃金は少ないのが日本全体の状態です。薬局に関していうと、薬の値段が年々安くなっているのです。
薬局で働いていない人にとっては薬の値段が下がるのでやった!と思う人もいるでしょう。
しかし、薬局関係者からすると深刻な事態なのです。今までより売り上げが下がるということに繋がります。
薬剤師は薬局事務より高い給料をもらっています。この場合、経営者は薬剤師と事務どちらを多く雇うのでしょうか?
正解は薬剤師を必要最低限の人数雇って、事務を多めに雇います。
なぜならば、事務を多めに雇って薬剤師の仕事の手伝いをした方が賃金が安く済むから。
さらには、今後薬局には配達業務だったり、施設に入っている人のところに届けたりする業務が必要になると言われています。
本当に、上記のような業務をすることになれば事務の仕事はたちまち増えます。
つまり、
今後調剤薬局事務の仕事は
・薬剤師の仕事の手伝える範囲も増える
・単純に配達などの業務が増える
ので、本当に一概に簡単といえなくなるのです。
そのため、調べると簡単だという方は多くいますが、鵜呑みにしないほうがよいのです。
以上のことから、
簡単だと思って入社した人は、考え方を改める。
入社する前の人は、もう一度しっかりと考える。
ことをおすすめします。
専門用語になれない
2つ目は、専門用語が多いことです。
さすがは医療関係。保険やら薬の名前やらで専門用語が多いんです!
薬剤師さんと話をしていて「何言ってるの?」となったりすることもあったり…
入社して1番びっくりしました。
さらには、私よく文字を順番逆にして読むんです。
とうもろこし→とうころもし だったりとか(笑)
あと、カタカナをすっと読めないんです。結構苦労しました。
医薬品の発注したら、その会社の配達専門の方が届けてくれます。
受け取る際に薬名を読み上げないといけないのですが、読めなくて何回迷惑かけたことか…
申し訳ございませんでした…(新人あるあるだと勝手に思ってます)
対処法:家で調べる・聞く、空いている時間に店舗にある薬見る
専門用語が多いの対処法は家で調べる・聞く、空いている時間に店舗にある薬を見ることです。
分からない用語に関しては、聞くことをオススメします。
聞いた側は、それに関連することも聞ける。
聞かれた側が、後輩や事務さんが何をわかっていないのか把握できる。
どちらにもメリットがあるからです。
忙しいときに聞いてしまうと、イライラさせてしまうかもしれないので、空いている時間に聞くことをお勧めします。
薬の名前をすらすらと言えない場合は空いている時間に店舗にある薬を見たり、読み上げたりするのが1番効果的です。
どうしても、空き時間がない・聞けない場合は、家で用語の意味を調べたり、薬の一覧を出して読む練習をするしかないです。
努力あるのみ!です。
クレーム対応
3つ目は、クレーム対応です。
え、あるの?!と思った方多いのではないでしょうか?
直接対応することもあれば、電話で対応することもあり、内容も様々です。
薬が足りない、薬が届いていない、ごみが入っていた、書いてあることと言っていたことが違うという薬関係。
説明時の声が大きい、上から目線に聞こえる・見える、言い方・対応の仕方がなっていないなどの接客関係。
プライバシーが守られていない、汚いなどの薬局関係。
薬も扱う上に、個人情報も扱うのでクレームも多くの種類があります。
入社して半年、私自身に対して対応の仕方が悪いとクレームを受けました。
私自身もやらかしたなという自覚はありました。
この場合どうすればよいか分からず、電話で他店舗の人に聞いているところを本人に聞かれてしまったり、患者さんに何回も聞いてしまったりしてしまったからです。
その際、薬剤師さんもいましたが自分と関係ない面倒なことには首を突っ込まないタイプだったので変わって対応してくれず…
次の患者さんもいたので速やかに終わらせるために、誤り倒して今後は改善しますと言うと、怒って帰られました。
もちろん、初めてのクレーム対応だったので終わったあと放心状態でしたし、帰って泣きました…
今ではいい体験だったなと思えてます。
対処法:対処法を知っておく
クレーム対応は対策を知っておくのが1番です。
大体の薬局はクレーム対応のマニュアルがあります。
自分で何とかならない場合は、先輩や薬剤師に代わってもらいます。
それでも、どうしようもならなければ上の人に報告・相談という流れです。
この流れは基本なので頭に入れておきましょう。
ちなみに、マニュアルがあると先ほど言いましたが、流れのマニュアルなので対応の仕方は書いていません。
どのように言うかはその時の自分にまかせるしかありません。
不安な人は、クレーム対応の仕方を調べておくことをお勧めします。
最後に
今回は調剤薬局事務で大変なことについてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
入社して今大変な思いをしている人もいるかもしれませんが、上記で挙げた対処法を読むなど出来ることからしてきましょう。
また、調剤薬局事務に入社しようとしている方は、大変なところと良いところをしっかり見て、考えて判断しましょう。
この記事を通してお役にたてたなら幸いです。