調剤薬局事務

調剤薬局事務の仕事内容って?

こんにちは、めのうです。

「調剤薬局事務って何?」

「調剤薬局事務って言葉は分かるけど、どんな仕事してるの?」

確かに調剤薬局事務という言葉は病院にあまり行かない人にとっては聞きなれない言葉でしょう。私自身も実際友達に良く聞かれました(笑)どんな仕事?どこで働く仕事?とか…

今回は

・調剤薬局事務とは?

・調剤薬局事務はどんな仕事をしているのか

この2点について話をしていこうと思います。

調剤薬局事務について

最初に調剤薬局事務とは何か、どこで働くのか話していきます。

分かってるよ~という方は飛ばしてもらって構いません。

調剤薬局事務って?どこで働いているの?

調剤薬局事務とは2つの単語が合わさって出来ています。

調剤薬局事務です。

調剤薬局とは、病院にかかって処方された薬が書かれている紙(処方箋)を受け取って薬をそろえてお渡しするところのことです。

大体病院の近くだったり大きなショッピングモールの中にあったりします。

つまり、調剤薬局事務とは調剤薬局で働く事務のことです。

すごい初歩的な内容になってしまいましたが、このような感じです。

具体的な仕事内容は次でお話しします。

仕事内容

事務の仕事内容は以下の通りです。(薬局によって違うかもしれません…)

受付

入力

薬剤師の補助

医薬品の発注・検品

掃除

調剤報酬請求

その他雑務

主にこの7つに分かれます。詳しくお話していきますね。

受付

患者さんや業者の方、電話の対応するのは私たち事務の仕事です。

患者さんが来られたら処方箋をお預かりしましょう。その際、保険証とお薬手帳の有無を聞き、あれば一緒にお預かりして確認します。

その後、処方箋をパソコンに入力して領収書などを印刷していきます。

また、来られた患者さんが初めてなら問診票も書いてもらうのも事務の仕事になるかもしれません。

薬局にも電話対応ってあるの?と思った方もいるでしょう。

実は結構あります。

患者さんからだと、薬の飲みかたが分からない・副作用が出ているなどの相談から薬が足りないとの苦情。

病院や保険会社からの電話だったり、中には営業の電話も…

様々な所から電話がかかってきます。

が、大体は患者さんからの電話です。薬のことは事務にはわからないので薬剤師に代わるのがほとんどなので心配ありません。

実際私も入社してから半年ぐらいは、電話に出てもわからないからと薬剤師が先に出ていましたし、1年経っても薬剤師の方が分かりやすそうだったらすぐに変わるようにしていました(苦笑)

入力

先ほど、受付のところで軽く触れました。処方箋の入力です。

これが薬局に入社して一番初めに覚えることで、一番重要な業務です。

処方箋に書いてあることをパソコンに入力していきます。

基本処方箋に書いてある通りに入力していきます。時々わからないこともありますが、その時はマニュアル見たり、他多店舗の人に聞いたりして業務していました。

薬局によって使うソフトが違い、ソフトによって使い方等違うので、あまり詳しくは書きません。思っているより単純作業で簡単です!

また別の機会に詳しく書けたらな〜と思っています。

薬剤師の補助

この仕事はある程度事務の仕事がこなせるようになってからすることになると思います。

私も実際に入社して半年ぐらいしたらしていました。

ピッキング(棚から薬を取ってくること)したり、薬剤師がそろえたものを監査(数や種類があっているか確認)したりします

薬剤師が2人以上いれば、このような作業はしなくてよいです。しかし、薬剤師が1人しかいない、2人いるけど片方対応中で動けないときに事務が動きます。

ちなみに、規則によって手伝える範囲が決まっています。そのため、難しい業務はすることはありません。

また、ピッキングや監査以外にも薬局によっては薬剤師がするべき業務を手伝うことがあります。(もちろん規則範囲で、です。)

医薬品の発注、検品

医薬品って誰が頼んでるの?と言われたら、薬局によります。

各薬局で発注するところもあれば、代表店舗がまとめて発注するところもあります。

ちなみに、私は発注したことないので詳しく書けれません…

検品は発注した薬と実際に来た薬があっているかを確かめる作業です。

あっていたら薬を引き取って、薬を棚に閉まっていきます。

掃除

どこの会社でもする掃除です。薬剤師の仕事でもありますが、基本は事務がします。

朝早く来てするところもあれば、外来中や昼休み中にするところ、終わる前にするところ、様々あります。

これは会社、各店舗によります。私が入っていた会社では朝と決まっていましたが、外来中にしていました。

調剤報酬請求

月に1度、大体月初にする仕事です。

実は皆さんが薬を受け取る際に支払っている金額は、大体1割から3割です。小さい子や生活保護の方は0割です。残りの10割から7割はどこに請求しているのでしょうか?

正解は月初にまとめて社会保険診療報酬支払基金や国民健康保険団体連合会に請求しています。

分かる通り結構重要な仕事なのでしたことがありませんが、文章で説明するとこんな感じです。

その他雑務

「受付」や「入力」のなどのようにうまく題名がつけれないものがここに並んでいます。

中には調剤薬局事務でないとできない仕事もあるので良ければ読んでください。

処方箋の見直し

先ほど、「入力」と「調剤報酬請求」の仕事があるとお伝えしました。

もし、朝飲む薬を夜飲むようにと入力したとしましょう。すると、患者さんは夜に飲んでしまいます。そのようなことは起こってはいけませんが、年に1回ほど起こってしまうのです…

また、入力を間違えたまま請求してしまうと薬局の評価が下がってしまいます。

そのため、事務は以前入力したのがあっているかを時間のある時にします。これが処方箋の見直しです。

自賠責等の書類づくり

自賠責とは自動車賠償責任の略です。保健の授業で習うので聞いたことがあるかもしれません。

薬局に保険は関係ないと思っている人もいるかもしれませんが、実は関係あります。

事故に巻き込まれ、けがをしたら病院にかかると思います。そして、痛ければ痛み止め・シップ等処方されます。実はこの病院代から薬代まで0円で済むことがあります。

裏ではこのような手順で行われています。

1,患者さんが保険会社に連絡して、受診する病院と薬局を伝える。

2,保険会社から病院と薬局に電話をして、自賠責で受診すること・患者さんに負担金額が無いように伝える。その際、病院と薬局は必要なもの(主に書類)を伝える。

3,病院と薬局は書類を作成する(薬代等請求する)

4,書類完成したら郵送する

5,保険会社から病院と薬局にお金が入る

私は薬局事務員なので、保険会社の手順と病院の手順はよくわかっていませんが、軽く聞いたことがあったため書かせていただきました。

書類作成は、3のところです。

その他にも、学校安全会や患者さんに頼まれたときなどに手書きで書きます。

薬局によっては、パソコンで処理するところもあるかもしれません。私が入っていた会社は時代遅れな会社だったので…

ちなみに、先輩の確認必須なので心配することはありません!

最後に

今回は調剤薬局事務とは?と仕事内容についてお伝えしましたがいかがだったでしょうか?

どの薬局も「受付」と「入力」は事務の仕事ですが、他の仕事は薬局によってする人が結構違うこともあります。

そのため、この記事を読んでそうだったんだ!という方もいたのではないでしょうか。

また1日の流れも後日ご紹介しますので、良ければお読みください!

この記事を通して、誰かのお役に立てたなら幸いです。