こんにちは。めのうです。
調剤薬局の数はコンビニより多いと言われています。そのため、このような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
私も皆さんと同じで入社する前、不安でネットでたくさん調べました(笑)
今回は
・調剤薬局事務に向いている性格
・どのような会社を選べばよいか
この2つを紹介します。
調剤薬局事務という仕事を経験してからの目線で書いているため、ためになると思われます。
それでは、どうぞ!
会社の選び方
まず、会社の選び方についてお話します。
私は会社・各薬局に働いている人数が多いところがよいと思います。
理由はこれから詳しくお話ししていきます。
なぜ人数が多い方がいいのか
結論から言うと、仕事・責任・ミスが減るからです。
調剤薬局事務の仕事はよく言われる通り、ほかの事務に比べてやる仕事は少ないです。
ですが、人が少ない薬局は違います。
新入社員でも事務の仕事をある程度教えてもらい、マニュアルを見ながらでも出来るようになったら、薬剤師と2人で働くことになるかもしれません。
すると、薬剤師と事務が1人ずつの場合、事務は入力だけでなく薬剤師の手伝いもしなければなりません。
あくまで事務の手伝いは規則で出来る範囲になりますが、薬剤師の仕事も手伝うとなると仕事量がぐっと増えます。
また、働いている人数が少ないと自分がした仕事があっているのか確かめてくれる人がいません。
私の薬局では土曜日にいつも入っている店舗でない所で働くのでその時に確認してもらうしかありませんでした。
つまり、処理をしたその日中に確認してもらうということが出来ないのです。
しかし、働いている人数が多いと薬剤師と事務が1人ずつになる可能性は極めて低くなるでしょうし、先輩が入る日が週に1回とかではなく週に3回など頻度が増えるでしょう。
そのため、人数が多いところをお勧めします。
薬局の導入している機器も判断材料に
先ほど話した内容を踏まえて、上記のような悩みを持つ方もいるでしょう。
この場合は、薬局側がパソコンや機器などにどれだけ力を入れているか、または社員の意見を聞いてくれるかによると思います。
小さい子に出す粉の薬を例にしてお話します。
A薬局では専用の機械に粉の入った箱を入れ設定すれば勝手に袋詰めしてくれる機械を導入しています。一方、B薬局では粉を必要量計ってから機械に入れ自身で粉を平らにして設定すると袋詰めしてくれる機械を導入しています。
この2つの薬局を比べたとき、私はA薬局の方をお勧めします。
理由は機械だけで見ると、A薬局の方が新しく、社員にとって仕事の時短が図れる機器を導入しているからです。
このことから、社員のことを考えている、社員の意見をきちんと聞いて反映しているということが分かるためです。
もちろん、粉を袋詰めする機械だけを見てのことなので総合的に見てB薬局の方が良いとなったらそちらにしましょう。
あくまで、考え方の一つだということです。
調剤薬局事務に向いている性格は?
次に、調剤薬局事務に向いている人はどんな性格かについて話します。
私は、失敗しても気に追わず、人見知りしない性格の人に向いていると思ました。
人見知りしない性格
調剤薬局事務の仕事は患者さんから処方箋を受け取ることから始まります。
そして、保険証・お薬手帳の有無を聞き、お預かりします。
その際に人見知りをして話しかけれない、話せても小さい声だと仕事になりません。
こんなことを書いておきながら実は私は人見知りする性格でした。
しがし、重症というところまでではなかったのでこの仕事を選びました。
そんな私でも人見知りな性格を発揮してしまった…という場面がありました。
大体の患者さんは入ってすぐに受付に来て、処方箋等渡してくれます。しかし、中には受付が混んでいたから・鞄を整理したい・薬局初めてでわからないからと椅子に座る方もいます。
私が出会った患者さんは入ってきてすぐ椅子に座りスマホを触り始めました。その日は混んでいたので戻ってきた方かなと思いスルーしました。
数分が立ちましたが、その方が呼ばれることはありませんでした。それに対して私は、なんかあれば言ってくるかと思いスルーしました。
さらに数分がたち不思議に思った薬剤師さんが話かけに言ったところ、薬局が初めてでわからなかったので処方箋を受付に渡さなかったとのことでした。
入社して1か月目に起こった事でしたが、今でも覚えている出来事です。
このように、人見知りだと会社の方にも迷惑をかけてしまいます。
また、会社の選び方の所で、薬局によっては薬剤師と事務が1人ずつになる可能性があるということをお話しました。
この場合、わからないことがあれば自分から他店舗の人か本社の人に電話をかけて聞くしかありません。
このように、「他人から話かけられても人見知りしない」ではなく、「自分から話しかけることが出来るぐらい人見知りしない」性格だと仕事がよりスムーズに進みます。
失敗しても気に追わない性格
最後に、気に追わない性格が向いていると思います。
例えばの話をします。
現在、あなたは事務と薬剤師1人ずつで仕事をしている状態です。
もし、入力(処方箋をレセコンに入力していく作業。)を間違えたまま次の段階、入力して印刷されたものを薬剤師に渡したとしましょう。
薬剤師は事務が入力したものがあっているか確認をしてくれます。
しかし、薬剤師は入力のことをあまり知らないため、薬名・飲みかた・患者さんのお名前があっているか辺りしか確認しない方がほどんどです。
そのため、間違っていても気づかずに患者さんに渡してしまうことがあります。
また、薬剤師と事務が1人ずつの時、事務は自分の入力した薬と薬剤師が持ってきた薬の名前・数などがあっているか確かめないといけません。
しかし、急いでるときなどは、たまに見逃してしまうため入力や出す薬の数を間違えたまま患者さんに薬を渡してしまうこともなくはありません。
もし、入力を間違え、患者さんが飲みかたを誤ってしまい訴えられても、責任は事務にいかず薬剤師に行きます。
そのため気に追わない性格であれば特に問題はありませんが、気に追う性格だと業務に支障が出てしまったり、精神的に病むかもしれません。
ちなみに、責任が薬剤師にいくだけなので、事務も本社の方などから今後は気を付けてね~などと注意を受けます。
最後に
今回は調剤薬局事務に向いている性格と会社の選び方についてお話ししました。
少し「失敗したら…」の話が多く、暗い気持ちになったかもしれませんが、心配することはありません。
一番大事なのは、やりたい・頑張ろうという気持ちです!この気持ちがあれば失敗しても立ち直ることが出来ますし、次に繋げることが出来るのです。
また、今回話した内容は他の仕事にも言えることでしょう。
しかし、私が新卒として働いて大切だったな思ったことを書いています。
そのため、他の方と書いてあることが違うかもしれませんが、ご了承ください。
この記事が誰かのお役に立てれば幸いです。