調剤薬局事務の求人を見たり、現在求人票を見ている誰もが、このような疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか?
今回は
・私がなぜ調剤薬局事務という仕事を選んだか
・求人票を見るときどこに注目してみていたか
の2つを紹介します。
実体験を交えて書いているため、ぜひ見ていってください!
調剤薬局事務を選んだ理由
まず、私が調剤薬局事務を選んだ理由として、
・求人票に書いてあることが良かった
・見学に行った際の印象が良かった
・志望理由が言いやすかった、書きやすかった
主に、この3つから選びました。1つずつ詳しく話していきますね。
求人票
私は中学生の頃から高卒で事務職に就職しようとしていました。
理由は簡単、家にお金がなかったから。
もちろん奨学金等あることは知っていました。
しかし、入学金など最初から全て自分で支払わなければならず、稼いでも間に合わないと考えたため諦めることに。
そして、いざ高校3年生になり進路を選ぶとき問題が発生しました。
新型コロナウイルスが流行り、普段より求人が少ない年度となってしまったのです。
さらに事務の求人は少なく、給料も少なくも多くもない金額が書かれていました…
そんな中、私が選んだ調剤薬局事務の求人は手取りだと他に比べて多めの給料が貰えると書かれていました。
さらに、
・年間休日も多いこと
・離職者数が少ないこと
・時間外が少ないこと
・有給がきちんと付与され、とれていること
この4点が決め手となり、実際に見学に行くことになりました。
見学に行ってみた感想
今まで行ったことのある薬局の大体はテープや食品、OTC医薬品なども軽く置いており、こじんまりとしているため小さなドラッグストアというイメージがありました。
しかし、見学に行ったところは出来たばっかりということもあり待合だけでなく、調剤室、裏の休憩室も広く、とても清潔でした。
さらに、観葉植物や植木など緑も多かったため、とても好印象だったのを覚えています。
見学に行ったところだけでなく、他にも店舗があるのですがほとんどが同じようなつくりになっており、綺麗さを重視している会社なんだなという印象を持ちました。
また、担当者の方が優しく教えてくださったこと、実際に業務しているところを見て私にも出来そうだと思ったのが最終的な決め手でした。
志望理由
私は幼い頃から花粉症持ちで体が弱かったため、病院や薬局に行くことがよくありました。
そのため、比較的志望理由が書きやすい立場にあると思い以下のようなことを志望理由にしました。
・病院で嫌な思いをした後に、薬局の事務さんの優しい対応に癒されていた。
・自分もそのような存在になりたいと思い志望した。
といった感じです。
これを軸に話を盛り、志望理由としました。
こういう書き方もあるんだなあ、という感じであくまで参考程度にお願いします。
ぜひ自分の体験を主にして志望理由を書いてください。
求人を見るときに見ていたポイントは?
次に、私が求人を探すときに見ていたポイントをお伝えします!
私が注目してみていた点しか書かないため、本職の人の見方を知りたい方や求人票の見方を知りたい方は別の方のサイトを見ることをお勧めします。
就業場所・転勤
私の今住んでいるところから近いかどうかを見ていました。(仕事場の近くに引っ越す又は社宅があるならここは特に見なくて大丈夫です。)
また、就業場所がいくつもあるなら転勤や毎日違う店舗に行く可能性があるかもしれないと考えておきましょう。
私は説明時に家から遠い店舗になるかもしれないと聞いていたのですが、実際に働き始めるとほぼ毎日違う店舗で働いてました。
加入保険等福利厚生等
雇用保険、労災など基本的なものがあるかを確認していました。
また、退職金共済、制度も要チェックポイントです。
退職金共済
会社が加入した共済(退職金専門の会社)により積み立てられたお金をもとに支払われる
退職金制度
会社で積み立てたお金をもとに支払われる
基本給、手当、賞与、昇給
基本給+手当+交通費-税金-保険料が月額貰える金額です。税金、保険料で2万円ぐらい引かれると思いながら求人を見ていました。(思っていた通り、大体2万円ほど保険で引かれました。)
その他に、交通費はキチンと出されるか、昇給と賞与(ボーナス)はあるかを確認しておきましょう。
休日等
有給が入社時または6か月後に取得できるか、消化できているか確認しましょう。
年間休日が120日以上あるかも確認しておきましょう。
また、週休二日制か完全週休二日制の違いを理解しておくと便利です。
週休二日制…毎週1日休みでどこかの週で+1日休み
(例)毎週日曜日休み+第2土曜日休み
完全週休二日制…毎週2日休み
(例)毎週土日休み
最後に
今回はなぜ私が調剤薬局事務を選んだか、求人票のどこに着目していたかを紹介しました。
選んだ理由で自分にも出来そうと思ったとお話しましたが、実際には働いている間ずっと苦労していました。
見学に行ったときは患者があまり来ずゆったりとしたペースだったため、この感じだと自分でも出来そうだと思ったのです。
しかし、実際に入ってみると見学時とはペースが全く違い忙しすぎて毎日走り回り、基本の業務しながら他の業務を教えてもらうという現状でした。
入社してからでないとわからないことは数多くあります。
入社前後の違いの差を埋めるためには入社前の下調べが重要となります。
後悔しないためにもしっかりと下調べを行いましょう。
この記事が誰かの役に立てれば幸いです。