高卒向け

高校生は進学すべきか、就職すべきか。

このタイトル、ほとんどの高校生が悩む問題ではないでしょうか?

今回は、

高卒で調剤薬局事務として働いた私

がこのタイトルについてお話していきたいと思います。

先に結論から言わせていただきます。

特に、夢や希望、理由がなければ大学に進学してください。

理由は後程しっかりと語らせていただくので、ご覧ください。

1人1社制が悪い

1人1社という制度を皆さん聞いたことがあるのではないでしょうか?

高校生の離職率が高いと言われる原因でもある制度です。

見直すと少しずつ動いていますが、なかなか廃止になりません。

この制度は、先生や会社にとってはとても良いものでしょう。

この制度により、

・先生の指導の負担は減る

・前例のある会社を受けたいと思う生徒の気持ちは、学校にある今までの先輩のメモを見て対策する。

すると必然的にほぼ毎年同じ学校から卒業生が入社する。

一方、こっち側、学生はどうでしょうか?

確かに進路を決める時に、1社の対策をすれば良いだけなので、実に楽です。

落ちたらまた1社対策を練れば良い。

実際に私も楽でした。

1社だけに夏休みから集中できるので、そのその会社の対策を2か月ぐらいすれば良い。大手の会社であれば3年生になってから。

その後、第一志望に落ちたとしても、残っている求人票から受けたい会社を先生と相談して、対策すればよい。

しかし、先ほども言った通り、この制度はデメリットにもなっており、離職率の高さの一因となっています。

高卒生の入社後3年以内の早期離職率は、約40%。大卒就職者の早期離職率、約30%を大きく上回っています。

高校生の場合、学校に送られた多くの求人票の中から、応募する企業をたった1社に絞り込まなければなりません。高校生にとっては選択肢が限られ、入社してからのミスマッチが起きやすいのが現状です。

転職時、意外と「大学以上」が多い

実は…

大学以上を求める会社多いんですよね。

もちろん、受ける人を減らすために、大学卒にしているという場合もあるので、転職時にハローワークの人や転職エージェントの方に聞けば、この会社は高卒でも受けれるという情報が得られるかもしれません。

しかし、大学以上に設定している以上その会社が欲しい人材は大学卒以上なのです。

実際に私が経験した例もあります。

ハローワーク求人で実際にいい会社がありました。しかし、大学卒以上。

ハローワークの方に聞いてみたところ、この会社は高卒でも応募可能だが、筆記試験で大学レベルの内容が出るかもしれないと。

高校で普通科の勉強をしていない自分にとっては無理でした…結局諦めることに。

こういったケースで応募を諦めざる得ない場合もあるので、可能性を広げておきたいならぜひ大学進学をおすすめします。

最後に

今回は、高校生は就職した方がいいのか、それとも進学した方がいいのかについてお話しさせていただきました。

私の経験から、進学を勧めさせていただきましたが、良い会社に行った友達はとっても人生を謳歌しています。

そのため一概に就職が悪いとは言えません。全てはどういう理由で就職するか、就職して今後どうするかが大事です。

ぜひ皆さんが悔やむことのない選択を。